2005年11月02日

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

豊かさに遊ばせる

村上春樹の本は「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」から、急に難しくなった。(というように僕は感じた。)

二重構造というストーリーの構成も難しかったのだが、彼独特の比喩や言い回しも急に難しくなった。
とにかく「羊をめぐる冒険」の次に、この本を読もうとしたせいか、最初は戸惑った。
しかし、数十ページも読み進むと、その違和感も少しずつ少なくなり、その後は、どっぷりと村上ワールドに浸る。
このあたりは、さすがです。
 

でもね、はっきり言っちゃうと、本当に難しかった。今でもきっとよく分からないと思う。

だけど、そもそも、小説は「分かる」ものだろうか?

何かを感じればいいと思う。
「漠」としたものでいい。
 

その物語の世界で、自分の精神を豊かに遊ばせればいいのだ。

おまけに、この小説で僕はますますジャズの虜になった。

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド




世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド新装版

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド新装版


posted by ホーライ at 04:00| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わたしは村上作品の中で世界の・・・が一番すき。よりクリアな世界観を感じる。イメージが色彩を帯びる感じ。
いまくらいの季節になると毎年この本が読みたくなる。空気のにおいのせいかな。
Posted by mido at 2005年11月04日 20:11
なるほど、そうかもしれない。

空気のにおいと空気の色彩だ。
Posted by ホーライ at 2005年11月04日 22:08
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Excerpt: 初心者です。
Weblog: Takami
Tracked: 2005-11-02 04:36
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